ドキュメンタリー映画「風のかたち-小児がんと仲間たちの10年-」「大丈夫。」「傍」等、伊勢真一監督作品を応援したいと思う人たちのためのブログです           (旧・映画「風のかたち」サポーターズブログ)

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「風のかたち」はドキュメンタリー映画としても素晴らしい作品ですが、小児がんの治療や精神的なケアなどについて考えるきっかけになるような映画であり、さらに小児がんについての一般的な理解を深め、それを広げるための「大きな風」を起こせるような映画ではないかと思います。

小児がんの治療法は日々進歩し、治癒率も昔では考えれないほどアップしているとはいっても、まだまだ難しい病気であり、実際の治療は厳しく、辛いものであることに変わりはありません。

そして、それをケアする医師、看護士などの医療現場の負担は想像以上に大きく、子供を支える家族の苦労も様々な意味で大きいのが現実です。

また、無理のない話なのですが、小児がんに対する一般的な理解は浅く、病気に対する誤解や偏見などが残っているのも事実で、小児がんの子供を周りの人たちが温かく見守り、バックアップしていくことは並大抵の努力ではできないものです。

そのため、治癒率が上がってきている最近では、積極的に子供にも、病気の告知をする例が増えてきているのは事実ですが、個々の事情からすべてを本人と周りの人たちに話すことは簡単なことではないのも実情です。

そんな中で、「風のかたち」で描かれているサマーキャンプでは、子供に対してちゃんと小児がんであることを伝え、理解させた上で参加し、その患者や元患者である子供たちや若者たちが病気の体験や学校での悩みを自分の言葉で率直に話し、自分の将来の夢を前向きに語っています。

それだけでも大変なことだと思うのですが、その様子を第三者であるカメラが撮影したり、患者自身が自分の気持ちをカメラの前で語ったりしているということ、これもとてもすごいことだと思います。

さらに、その映画が一般公開されるにいたったということは、以前では考えられなかったことだと思います。
だから「風のかたち」はいろいろな意味で、大きな風を起こせる、大きな風を起こしてほしいと思う映画だと思うのです。

伊勢真一監督も昨日の上映後の舞台挨拶で、「映画が文化庁映画賞を受賞したのはうれしいことだが、この賞は、細谷亮太医師をはじめとする医療スタッフや病気を克服し、夢を実現した子供たち、そして、生きることが叶わなかったひとりひとりの子供たちにこそ届けられるべきものだ」ということをおっしゃっていました。

同じ小児がんと闘う子供たちやその家族のために、この映画への出演を承諾した患者と元患者のみなさんとその家族の方々の勇気と決断に、この映画に出会えた観客として、心から感謝の気持ちと敬意を表したいと思います。

この「風のかたち」を観た一人ひとりが、小児がんのことを家族や友人、周りの人と話したり考えたりすることで、小さな風が大きな風へと変わっていくことを願い、そしてそれを確信しています。
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